13日の金曜日 PART7 新しい恐怖

13日の金曜日 PART7 新しい恐怖


あらすじ

クリスタルレイク付近で暮らす少女・ティナは、生まれつき超能力を備えた少女であったが、両親が夫婦喧嘩をした日の夜、ティナは家を飛び出してしまい、追いかけて来た父親を超能力で湖の底へと沈めてしまう。
それから数年後、クリスタルレイクへ戻ってきたティナは、父親を蘇らせようと、父親の沈んだ湖に向かって念力を放つ。しかし出てきたのはティナの父親ではなく、かつての殺人事件の最後に、湖へと沈められ死んだと思われていた殺人鬼・ジェイソンであった。次々とキャンプ場に訪れた若者達を殺害していくジェイソンに、ティナは自らの超能力を駆使して立ち向かう。


解説

モンスター化した新生ジェイソンになってシリーズ設定に下手な制約が無くなったのか、今回は超能力少女が登場、ジェイソン初の苦戦を強いられるというまるで「ジェイソン対キャリー」の趣が面白い。これでもっと話を膨らませるとホラー映画史に残る怪作になったのに……。


感想

ジェイソン VS 超能力少女ティナの物語です。
この映画のジェイソンはティナに手も足も出ません。
副題の「新しい恐怖」とはジェイソンが感じたティナへの恐怖心のことだと解釈すると納得できます。


データ

  • 原題:Friday the 13th Part VII: The New Blood
  • 公開年:1988年
  • 上映時間:88分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:John Carl Buechler
  • 脚本:Daryl Haney

出演者

  • ティナ:Lar Park-Lincoln
  • ティナ少女:Jennifer Banko
  • ニック:Kevin Spirtas
  • クルーズ:Terry Kiser
  • ジェイソン:Kane Hodder

評価

(5.0/10)
殺人鬼ジェイソンがクリスタル湖の底に沈められてからは、湖畔のキャンプ場では何の問題も、もちろん殺人も起こらなかった。だが、今シーズン、キャンプ場で楽しく過ごすはずだった人々の中には、大きな秘密が隠されていた。

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